1. 設立当初からの先進的な取り組み:時代と共に変化する入居者の国籍

多くの管理会社が手探りで外国人対応を始める中、サバイ総合管理様は設立当初から積極的に門戸を開いてきました。その歴史は、日本の国際化の歩みと重なります。
「当初は、中国や韓国から来られた方が圧倒的に多かったです。地理的な近さや、日本での就学・就労の歴史が背景にあったのでしょう」と同社の担当者は振り返ります。
しかし、ここ数年でその様相は大きく変化しました。特に増加が著しいのが、ベトナムからの入居者です。技能実習生や留学生の増加という社会情勢を反映し、入居者の国籍も多様化。長年の経験を持つ同社だからこそ、その変化を肌で感じています。このように、時代のニーズを先読みし、柔軟に対応してきたことが、同社の強みの一つと言えるでしょう。
2. 現場の最大の壁「言語」。地道な連携が生んだ解決策
外国人受け入れにおいて、誰もが直面するのが「言語の壁」です。契約内容の説明から、入居後の細かなルール伝達、トラブル発生時のコミュニケーションまで、言葉が通じないことによる困難は計り知れません。
サバイ総合管理様も、この課題に長年向き合ってきました。同社が導き出した解決策は、決して特別なものではなく、地道な関係構築の賜物でした。
日本語が堪能な方を介した通訳: 入居希望者の知人や、コミュニティの中にいる日本語スピーカーの力を借りることで、意思疎通の精度を高めます。
外国人専門の仲介会社との関係強化: 最も効果的だったのが、外国人入居者を専門に扱う仲介会社とのリレーションシップを深めることでした。「専門の仲介会社は、言語のサポートはもちろん、日本の生活習慣やルールについても熟知しています。契約時から入居後まで、彼らに間に入ってもらうことで、多くの問題が未然に防げます」と担当者は語ります。これは、自社だけで全てを抱え込むのではなく、得意な領域を持つパートナーと連携する「チーム戦」で課題を乗り越えるという、非常に実践的なアプローチです。

3. 文化の違いか、個人の問題か?日本人と比較して見えたトラブルの実態

「外国人入居者はトラブルが多いのでは?」という懸念は根強くあります。しかし、サバイ総合管理様の実感は少し異なるようです。
「もちろん、トラブルが全くないわけではありません。特に多いのは、生活習慣の違いからくるものです」
騒音: 友人や同郷の仲間が集まり、夜遅くまで食事や会話を楽しむ文化があります。悪気はないものの、日本の集合住宅の感覚では「騒音」と受け取られてしまうケースです。
害虫(ゴキブリなど): 衛生観念の違いや、自炊で出た生ゴミの処理方法が分からず、害虫が発生してしまうことがあります。
水漏れ: 日本のユニットバスと異なり、床に排水溝がない浴室の文化圏から来た方は、シャワーの際に水を床に撒いてしまい、階下への水漏れに繋がることがあります。
火災保険の更新手続き: 日本独自の制度である火災保険の「更新」という概念が理解されず、手続きを忘れてしまうケースが散見されます。
一方で、担当者はこうも付け加えます。
「これらの多くは、悪意のない『知らなかった』『習慣だった』というケースです。むしろ、意図的にルールを破ったり、支払いを滞納したりといった悪質なケースは、日本人入居者の方が目立つことさえあります。文化の違いを理解し、最初にしっかりとルールを伝えることで、防げるトラブルが大半です」
この言葉は、先入観を持たずに一人ひとりの入居者と向き合うことの重要性を示唆しています。
4. これから始める管理会社へ。成功の鍵は「仕組み化」にあり
最後に、これから外国人入居者の受け入れを本格的に検討している管理会社へのアドバイスを伺いました。
「私たちが強くお薦めしたいのは、GTN(グローバルトラストネットワークス)社の家賃保証サービス『GTNのALLプラン』です」
その理由は、前述のトラブルの一つである**「火災保険の更新漏れ」を根本から解決できる**点にあります。
「このプランは、家賃保証に生活サポートや火災保険(家財保険)の役割が含まれており、入居者が個別に更新手続きをする必要がありません。これにより、私たちの更新管理の手間が省けるだけでなく、入居者にとっても『うっかり失効』のリスクがなくなります。管理会社と入居者、双方にとってメリットが大きい仕組みです」
言語対応や文化の違いへの理解はもちろん重要ですが、こうした優れたサービスを活用して「トラブルが起きにくい仕組み」を予め構築しておくこと。それが、4,000戸を管理し、多様な国籍の入居者と向き合い続けるサバイ総合管理様の、成功の秘訣なのかもしれません。

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